Server Admin 10.4 Help
Web サービスの重要な概念
ここでは、Web サーバをはじめて設定するときに知っておく必要のある情報を示します。経験豊富な Web 管理者の方も、これまでと違った機能や動作が説明されている可能性がありますので、このセクションをお読みください。
Web サーバを設定する
「サーバ管理」を使用すると、Web サーバのほとんどの機能を設定できます。Apache を熟知していて、「サーバ管理」には含まれていない Apache Web サーバの機能を使用する必要がある場合は、目的に合った設定ファイルを変更できます。ただし、アップルでは、Apache の設定ファイルの変更に関する技術サポートは提供していません。ファイルを変更する場合は、必ず最初にバックアップコピーを作成してください。このようにすると、問題が発生したときに、そのコピーを使って設定を元に戻すことができます。
Apache モジュールについて詳しくは、Japan Apache Users Group の Web サイトを参照してください:http://www.apache.jp
セキュリティで保護されたトランザクションを提供する
サーバ上のトランザクションをセキュリティで保護するときは、SSL(Secure Sockets Layer)保護を設定します。SSL を使うと、認証された情報を暗号化して、インターネット経由で送信できます。たとえば、Web サイトでクレジットカードのトランザクションを行う場合に、サイトで送受信する情報を SSL を使って保護することができます。
重要:SSL を使用する Web サイトでは、パフォーマンスキャッシュは使用できません。
Web サイトを設定する
Web サイトを開設する前に、次の作業を行う必要があります。
- ドメイン名をドメイン名管理機関に登録します
- サーバに Web サイト用のフォルダを作成します
- 作成したフォルダに、ユーザが接続したときに表示されるデフォルトのページを作成します
- クライアントがサイト名を指定することによって Web サイトにアクセスできるようにする場合は、DNS が正しく設定されていることを確認します
サイトの準備ができたら、「サーバ管理」を使って公開(使用可能に)します。「設定」ウインドウの「サイト」パネルでは、新しいサイトを追加したり、開設した各サイトのさまざまな設定を選択したりすることができます。
複数の Web サイトを運用する
Web サーバでは、複数の Web サイトを同時に運用できます。サイト間でドメイン名、IP アドレス、またはポートを共有するように設定することもできます。ドメイン名、IP アドレス、およびポートを一意に組み合わせることによって、各サイトを個別に識別できます。使用するドメイン名は、InterNIC などのドメイン名管理機関に登録する必要があります。登録していないと、そのドメイン名に関連付けられている Web サイトはインターネットで見ることができません。(追加登録名ごとに登録料がかかります。)
複数のドメイン名と 1 つの IP アドレスを使って Web サイトを設定する場合、HTTP 1.1 以上に対応していない古いブラウザでは、サイトにアクセスできません(「Host」リクエストヘッダが無視されます)。この問題は、1997 年以前にリリースされたソフトウェアでのみ発生します。また、モデムブラウザでは影響ありません。かなり古いブラウザソフトウェアを使用するユーザがいると考えられる場合は、1 つの IP アドレスにつき 1 つのドメイン名を使ってサイトを設定してください。
WebDAV の基本的な説明については、「WebDAV を理解する」を参照してください。また、MIME フォーマットの基本的な説明については「MIME(Multipurpose Internet Mail Extension)を理解する」を参照してください。
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