Server Admin 10.4 Help

主要な Web コンポーネント

Mac OS X Server の Web テクノロジーは、いくつかの主要コンポーネントで構成され、柔軟性と拡張性に優れたサーバ環境を実現します。

Apache Web サーバ

Apache は、オープンソースの HTTP Web サーバで、「サーバ管理」アプリケーションを使って設定できます。

Apache は、モジュール化されています。デフォルトで使用可能になっているモジュールセットは、ほとんどの環境で使用できます。「サーバ管理」を使用して、オプションのモジュールをいくつかを制御できます。Apache に詳しいユーザの場合は、モジュールを追加したり、モジュールを取り除いたり、サーバコードを変更することもできます。モジュールについては、「Apache モジュール」を参照してください。

Apache バージョン 1.3 は、Mac OS X Server にインストールされます。Apache バージョン 2 は、サーバソフトウェアと一緒に評価目的で提供されています。「/opt/apache2/.WebDAV」にあります。

WebDAV(Web-based Distributed Authoring and Versioning)は、Web サイトのコンテンツを更新するときに、特に便利なコンポーネントです。WebDAV を使ってサーバにアクセスする権限を持つユーザは、サーバのファイルを開いて、その内容を変更または追加し、その修正を保存できます。

Apache の保護領域機能を使用して、Web サイトのコンテンツのすべてまたは一部が保存された WebDAV フォルダへのアクセスを制御することもできます。

また、WebDAV はファイルサーバとしても利用できます。認証されたユーザであれば、どのような場所でどのようなプラットフォームを使用していても、Web サイト上のファイルの読み出し、コピー、投稿、および変更を行うことができます。

CGI への対応

CGI(Common Gateway Interface)を利用して、サーバとクライアントの間で対話することができます。たとえば、ユーザは CGI スクリプトを利用して、Web サイトに提供されている製品を注文したり、情報の要求に対して応答を送信できます。

CGI スクリプトは、Perl や Python など、いくつかのスクリプト言語を使って記述できます。CGI スクリプトのデフォルトの場所は「/ライブラリ/WebServer/CGI-Executables」フォルダです。

SSL への対応

Web サービスは、SSL(Secure Sockets Layer)にも対応しています。SSL は、クライアントとサーバとの間で転送される情報を暗号化するプロトコルです。SSL は、デジタル証明書と一緒に使われます。デジタル証明書は、サーバに渡される証明済みの識別情報で、安全に交換するために SSL によって暗号化されます。

SSI(Server Side Include)を使った動的コンテンツ

SSI(Server Side Include)は、サイト内の複数のページで同じコンテンツを使用するための機能を提供します。また、SSI を使って、サーバからスクリプトを実行したり、特定のデータをページに挿入することもできます。この機能を利用すると、コンテンツの更新も簡単です。1 カ所の情報を修正するだけで、多くのページの情報が更新されます。

SSI について詳しくは、「SSI(Server Side Include)を許可する」を参照してください。

フロントエンドキャッシュ

Web サーバには、静的なページを表示する Web サイトのパフォーマンスを向上させるために、高性能なキャッシュが含まれています。一度使用された静的なコンテンツは、キャッシュに保管され、もう一度要求されたときにサーバはすぐに取り出すことができます。

パフォーマンスキャッシュの使用について詳しくは、「静的な Web サイトのパフォーマンスを向上させる(パフォーマンスキャッシュ)」を参照してください。

ウェブログおよび RSS への対応

Web サーバ上で、各 Web サイトのオプションとしてウェブログ(ブログ)を運営できます。このウェブログは、RSS および Atom XML 規格に準拠しており、オープンディレクトリ認証に対応しています。ウェブログのユーザは、テンプレートやスタイルシートを操作するために、いくつかの技術から選択できます。Mac OS X Server のウェブログには、オープンソースのアプリケーションである Blojsom が使用されています。

ウェブログを有効にすると、サーバ上のすべてのサイトでウェブログが有効になります。ウェブログについて詳しくは、「コラボレーションサービスの概要」を参照してください。

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