Mac OS X: ファイル共有
ファイル共有機能を使うと、項目を別のコンピュータにコピーしたり、別のコンピュータに保存されているファイルを使用したりできます。ここではファイル共有の方法や、関連のある背景情報について説明します。
ファイル共有の概要
この記事のセクション
セクション I - 共有の準備をする
セクション II - 共有を開始する
セクション III - 共有されているコンピュータに接続する
セクション IV - トラブルシューティング
I. 共有の準備をする
コンピュータを互いに接続するか、またはインターネットに接続する
同じ場所にある複数のコンピュータを共有するには、それらのコンピュータを Ethernet ネットワークか AirMac ネットワークに接続します。詳しくは、記事 106658「小規模の Ethernet ネットワークを構築する方法」を参照してください。
インターネット経由で共有することもできます。モデムを使ってインターネットに接続している単独のコンピュータもファイル共有が可能ですが、以下の「リモートネットワーク接続」セクションの内容が適用されます。
コンピュータには IP アドレスが必要
インターネットに接続できる場合は、お使いのコンピュータに有効な IP アドレスがすでに設定されています。コンピュータに有効な IP アドレスが設定されていない場合(システム環境設定の「ネットワーク」パネルで確認できます)は、記事 106659「Mac OS: インターネット接続用 IP アドレスを入手する方法」を参照してください。
インターネットと LAN に同時に接続する
会社のネットワークや自宅でブロードバンドを利用している場合は、通常、ネットワークの設定を簡単に行う方法について案内があります。ルーティングデバイス (接続機器) を一切お持ちでない場合は、「Mac OS X: インターネットとローカルファイル共有に同時に接続する方法」を参照してください。
アップルの他のオペレーティングシステムとのファイル共有
この記事では Mac OS X のファイル共有にのみ焦点を当てています。正しく設定すれば、アップルのさまざまなオペレーティングシステム(Mac OS X、Mac OS 9、AppleShare IP など)を相互に接続することができます。共有サービスには、AppleShare や Apple File Protocol (AFP) などのように、異なる名称があることに注意してください。どれに接続しても、それらの動作は見かけ上は同じです。AppleTalk を使う場合は、以下の「AppleTalk の問題」セクションを参照してください。
アップル以外のオペレーティングシステムとのファイル共有
この記事では、Macintosh ユーザ (AppleShare) が利用できる共有の最もシンプルな形式について説明します。他のオペレーティングシステムと通信するための他の方法もあります。詳しくは、次の記事を参照してください。
106660「Mac OS X: Apple 以外のオペレーティングシステムとの共有」
19652「Windows 対応コンピュータとのネットワーキング」
リモートネットワーク間の接続
Mac OS 9 や AppleShare IP と同様、Mac OS X もインターネット (TCP/IP) 経由でファイルを共有できます。これにより、どんな種類のインターネット接続であっても、遠隔地にある複数の Macintosh コンピュータ間でファイルを共有できます。詳しくは、記事 106661「Mac OS: インターネット経由(リモートネットワーク間)での共有」を参照してください。
すべての“パブリック”フォルダが共有される/“パブリック”フォルダのみが共有される
記事 106662「Mac OS X:“パブリック”フォルダのみが共有されます」を参照してください。
ファイル共有の最大ユーザ数は 10
ファイル共有に同時に接続できるのは 10 ユーザまでです。これより多くのユーザを同時に接続する必要がある場合は、Mac OS X Server (http://www.apple.com/jp/server/) の無制限クライアント版にアップグレードする必要があります。
II. 共有を開始する
ファイル共有をしたいすべての Mac OS X コンピュータ上で上記の手順を繰り返します。
注意:
「パブリック」フォルダのアクセス権は任意に変更できます。
「パブリック」フォルダ全体のアクセス権を変更するには、次のように操作します。
「パブリック」フォルダ内の項目に対しても同じ手順を実行できます。
III. 共有されているコンピュータに接続する
共有する Mac OS X コンピュータへの接続方法は、次の 2 つの大きな要因によって異なります。
IV. トラブルシューティング
AppleTalk の問題
Mac OS 8、Mac OS 9、および Mac OS X 10.1 〜 10.3.9 は、AppleTalk 経由のファイル共有 (AFP) 接続に対応しています。ただし、Mac OS X バージョン 10.0 〜 10.0.4(詳細)および 10.4 以降(詳細)では、TCP/IP 経由でしか AppleShare に接続できません。
Mac OS X バージョン 10.1 〜 10.3.9 から Mac OS 8 共有(AppleTalk のみ)に接続したい場合は、上記セクション II の手順 5 と 6 にそって AppleTalk を必ず有効にしてください。Mac OS 9 と Mac OS X は AppleTalk なしで TCP/IP 経由で接続できるため、Mac OS 8 が関与していない場合、この手順は必ずしも必要ありません。
Mac OS X 10.4 以降は、Appletalk 経由のパーソナルファイル共有(または他の AFP)に対応していません。ただし、逆方向から接続を開始することで、Mac OS 8 コンピュータから共有先の Mac OS X コンピュータに IP 接続することは可能です。Mac OS X 10.4 以降のシステム環境設定の「ネットワーク」パネルにも「AppleTalk 使用」チェックボックスがありますが、これは AppleTalk を使用するリソースやゾーンをブラウズするためのもので、その後の接続は TCP/IP 接続で行う必要があります。
一般的なトラブルシューティングの手順
注意:ワイヤレスインターネット接続には、AirMac カード、AirMac ベースステーション、およびインターネット接続(別途料金がかかることがあります)が必要です。インターネットサービスプロバイダの中には AirMac に対応していないところもあります。AOL(アメリカオンライン)は AirMac ソフトウェアバージョン 2.0 以降に対応しています。AOL の互換性については、記事 106591「AirPort: Using with AOL in Mac OS 9」を参照してください。通信範囲は使用環境により異なります。
ファイル共有の概要
- Mac OS X 10.0 以降を使って、各自の“パブリック”フォルダの内容を共有することができます。
- 他の人は、“パブリック”フォルダ内の“Drop Box”フォルダにファイルをコピーすることができます。
- ファイル共有は、システム環境設定の「共有」と「ネットワーク」パネルを使って設定します。
- 「情報を見る」ウインドウを使って、所有権とアクセス権をさらに細かく設定することができます。
- Mac OS X のサービスを使って、Microsoft Windows など、他のオペレーティングシステムとの共有や接続を行うことができます。
この記事のセクション
セクション I - 共有の準備をする
セクション II - 共有を開始する
セクション III - 共有されているコンピュータに接続する
セクション IV - トラブルシューティング
I. 共有の準備をする
コンピュータを互いに接続するか、またはインターネットに接続する
同じ場所にある複数のコンピュータを共有するには、それらのコンピュータを Ethernet ネットワークか AirMac ネットワークに接続します。詳しくは、記事 106658「小規模の Ethernet ネットワークを構築する方法」を参照してください。
インターネット経由で共有することもできます。モデムを使ってインターネットに接続している単独のコンピュータもファイル共有が可能ですが、以下の「リモートネットワーク接続」セクションの内容が適用されます。
コンピュータには IP アドレスが必要
インターネットに接続できる場合は、お使いのコンピュータに有効な IP アドレスがすでに設定されています。コンピュータに有効な IP アドレスが設定されていない場合(システム環境設定の「ネットワーク」パネルで確認できます)は、記事 106659「Mac OS: インターネット接続用 IP アドレスを入手する方法」を参照してください。
インターネットと LAN に同時に接続する
会社のネットワークや自宅でブロードバンドを利用している場合は、通常、ネットワークの設定を簡単に行う方法について案内があります。ルーティングデバイス (接続機器) を一切お持ちでない場合は、「Mac OS X: インターネットとローカルファイル共有に同時に接続する方法」を参照してください。
アップルの他のオペレーティングシステムとのファイル共有
この記事では Mac OS X のファイル共有にのみ焦点を当てています。正しく設定すれば、アップルのさまざまなオペレーティングシステム(Mac OS X、Mac OS 9、AppleShare IP など)を相互に接続することができます。共有サービスには、AppleShare や Apple File Protocol (AFP) などのように、異なる名称があることに注意してください。どれに接続しても、それらの動作は見かけ上は同じです。AppleTalk を使う場合は、以下の「AppleTalk の問題」セクションを参照してください。
アップル以外のオペレーティングシステムとのファイル共有
この記事では、Macintosh ユーザ (AppleShare) が利用できる共有の最もシンプルな形式について説明します。他のオペレーティングシステムと通信するための他の方法もあります。詳しくは、次の記事を参照してください。
106660「Mac OS X: Apple 以外のオペレーティングシステムとの共有」
19652「Windows 対応コンピュータとのネットワーキング」
リモートネットワーク間の接続
Mac OS 9 や AppleShare IP と同様、Mac OS X もインターネット (TCP/IP) 経由でファイルを共有できます。これにより、どんな種類のインターネット接続であっても、遠隔地にある複数の Macintosh コンピュータ間でファイルを共有できます。詳しくは、記事 106661「Mac OS: インターネット経由(リモートネットワーク間)での共有」を参照してください。
すべての“パブリック”フォルダが共有される/“パブリック”フォルダのみが共有される
記事 106662「Mac OS X:“パブリック”フォルダのみが共有されます」を参照してください。
ファイル共有の最大ユーザ数は 10
ファイル共有に同時に接続できるのは 10 ユーザまでです。これより多くのユーザを同時に接続する必要がある場合は、Mac OS X Server (http://www.apple.com/jp/server/) の無制限クライアント版にアップグレードする必要があります。
II. 共有を開始する
-
1. 共有するファイルを「パブリック」フォルダに置きます。
2. アップルメニューの「システム環境設定」を選択します(下記の「注意」の 1 を参照してください)。
3.「ネットワーク」アイコンをクリックします。
4.「表示」ポップアップメニューから「内蔵 Ethernet」または「AirMac」を選択します(下記の「注意」の 2 を参照してください)。
5.「AppleTalk」タブをクリックします。
6.「AppleTalk 使用」チェックボックスをクリックして選択します。
7.「今すぐ適用」をクリックします。
8. ウインドウの左上の「すべてを表示」ボタンをクリックします。
9.「共有」アイコンをクリックします。
10.「コンピュータ名」フィールドに、ネットワーク上で表示する名前を入力します(下記の「注意」の 3 を参照してください)。
11.「ファイル共有」セクションの「開始」をクリックします。Mac OS X 10.2 以降では、「パーソナルファイル共有」を選択します。
ファイル共有をしたいすべての Mac OS X コンピュータ上で上記の手順を繰り返します。
注意:
- 1. リモート間で共有しているユーザは手順 3 〜 8 をスキップしてください。
ダイヤルアップを使っているユーザは手順 11 の前に接続しておく必要があります。
2. Mac OS X 10.1 より前のバージョンでは、「表示」メニューは「設定」メニューになっていました。
3. コンピュータ名を変更した場合は、「ファイル共有」を停止して再起動するまで新しいコンピュータ名は有効になりません。
「パブリック」フォルダのアクセス権は任意に変更できます。
「パブリック」フォルダ全体のアクセス権を変更するには、次のように操作します。
-
1. Finder のウインドウで「パブリック」フォルダを選択します。
2.「ファイル」メニューから「情報を見る」を選択します。
3.「表示」ポップアップメニューから「アクセス権」を選択します。
4. これで、フォルダに対するユーザのアクセス権を設定できます。
「パブリック」フォルダ内の項目に対しても同じ手順を実行できます。
III. 共有されているコンピュータに接続する
共有する Mac OS X コンピュータへの接続方法は、次の 2 つの大きな要因によって異なります。
- 接続するコンピュータ(「クライアント」)の Mac OS バージョン
- クライアントがローカル(同じネットワーク上)かリモートか
IV. トラブルシューティング
AppleTalk の問題
Mac OS 8、Mac OS 9、および Mac OS X 10.1 〜 10.3.9 は、AppleTalk 経由のファイル共有 (AFP) 接続に対応しています。ただし、Mac OS X バージョン 10.0 〜 10.0.4(詳細)および 10.4 以降(詳細)では、TCP/IP 経由でしか AppleShare に接続できません。
Mac OS X バージョン 10.1 〜 10.3.9 から Mac OS 8 共有(AppleTalk のみ)に接続したい場合は、上記セクション II の手順 5 と 6 にそって AppleTalk を必ず有効にしてください。Mac OS 9 と Mac OS X は AppleTalk なしで TCP/IP 経由で接続できるため、Mac OS 8 が関与していない場合、この手順は必ずしも必要ありません。
Mac OS X 10.4 以降は、Appletalk 経由のパーソナルファイル共有(または他の AFP)に対応していません。ただし、逆方向から接続を開始することで、Mac OS 8 コンピュータから共有先の Mac OS X コンピュータに IP 接続することは可能です。Mac OS X 10.4 以降のシステム環境設定の「ネットワーク」パネルにも「AppleTalk 使用」チェックボックスがありますが、これは AppleTalk を使用するリソースやゾーンをブラウズするためのもので、その後の接続は TCP/IP 接続で行う必要があります。
一般的なトラブルシューティングの手順
-
1. まず、この記事に記載されている手順を正しく実行したかどうかを確認し、セクション I の内容にもう一度目を通してください。
2. アップルメニューの「システム環境設定」を選択します。
3.「ネットワーク」をクリックします。
4.「設定」ポップアップメニューから、お使いになっているネットワークインターフェイスを選択します。
5.「TCP/IP」タブをクリックします。
6. 有効な IP アドレスが設定されているかどうか確認します。「設定」メニューが「手入力」に設定されている場合は、サブネットマスクとルーターも正しく設定されているかどうか確認する必要があります。よくわからない場合は、ネットワーク管理者やインターネットサービスプロバイダにお問い合わせください。
7. 念のために、電話線、Ethernet ケーブル、AirMac カード/アンテナなどの物理的な接続を再度チェックします。使用しているものがすべて正しく接続されているかどうか確かめます。ケーブルを交換してみたり、AirMac カードが正しく取り付けられているかを調べます。AirMac カードの取り付け方については、「AirMac カードの取り付け」というキーワードでサポート情報を検索し、検索結果の中から、お使いのコンピュータに当てはまる記事を選択してください。
8. AppleTalk 接続の信頼性を高めるには、ネットワーク上でスパニングツリープロトコル (Spanning Tree Protocol) を使用しないでください。詳しくは、記事 30922「Spanning Tree Protocol: AppleTalk と NetInfo の問題」を参照してください。
注意:ワイヤレスインターネット接続には、AirMac カード、AirMac ベースステーション、およびインターネット接続(別途料金がかかることがあります)が必要です。インターネットサービスプロバイダの中には AirMac に対応していないところもあります。AOL(アメリカオンライン)は AirMac ソフトウェアバージョン 2.0 以降に対応しています。AOL の互換性については、記事 106591「AirPort: Using with AOL in Mac OS 9」を参照してください。通信範囲は使用環境により異なります。
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